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逆援助完全無料サイト紹介者の官能小説 【下着の中の秘密?】

  1. 2010/09/23(木) 11:20:21|
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夜になると、カーテン一枚隔てた隣を意識するようになった。
そもそも家が狭かったのがいけなかった。

東京、台東区のせせこましい住宅街の庭も無い古いマッチ箱が私の家だった。
そこに、病床の祖母と、平凡な会社員の父と専業主婦の母、そして、17歳の怠惰な高校生の私とにきび面の中学2年の弟が住んでいた。
西日しか射さない二階の十畳間をカーテンで二つに仕切って弟と使っていた。

私は処女だった。
偏差値のたいして良くない私の学校は、女子が男子の二倍もいて、その男子も私に輪をかけてぬるい奴ばかりだった。
私がちょっとはいいかなと思う学校の男の子は、バンドをやっていて私以上に馬鹿な女の親衛隊がついているか、そうでなければ暴走族に入っているかだった。
そんなわけで、私の身近には夢中になれる男もなく、現実の彼氏もなく、二度しか話をしたことがないミュージッシャンのMさんへの片思いで、湧いてくる恋のエネルギーを無駄に消費させるしかなかった。

弟は、少し前から、私に気付かれないように、自慰をしていた。しかし、気をつけているとそれを始める気配やイクときの息遣いが分かり、弟の体温の上昇とともに男の匂いも伝わってきた。
ある夜、いつものようにトイレに行くために弟のベッドの脇を通ったら、栗の花の匂いがした。性に関しては奥手だが、その匂いの意味くらいは知っていた。

そのうちに、弟は、だんだん大胆になった。ティッシュを箱から引き出す音、荒い息遣い、ときには夜中にかすかな呻き声を上げることさえあった。
しかし、弟に注意するわけにも行かず、親に言いつけることもできず、ただ住宅事情の悪さを恨むことしか出来なかった。

ある夜、消灯後しばらく経って、ためらいがちに弟が声をかけてきた。
「お姉ちゃん。寝ている?」
「……起きているけど」
「頼みがあるんだけどさ」
「……なに」
「父さん達には言わないでくれる」
「……なによ」
「俺がオナニーしているの知っているでしょ」
声は潜めていたが、強い調子の言い方だった。布団の中で、私の胸は早鐘に変わった。
「そんなの、知らないわよ」
「嘘だ。お姉ちゃん、このごろ寝ずに聞き耳たてているじゃん」
「そんなことないわよ」
「知っているよ。でもさ、オナニーって悪いことじゃないんだって。先生も言っていたよ。してもいいってさ」
「そんな話、私にしないでよ」
「実はちょっと前にさ、俺、お姉ちゃんのさ」
弟は言いよどみ、一瞬、静寂が訪れた。
階下からは、かすかにテレビの深夜映画の銃声が聞こえていた。
「何よ。言ってよ」
弟の声は一層低くなった。
「お姉ちゃんの寝ているときに、そっと胸に触っちゃったことがあるんだ」
私の頭は一瞬真っ白になる。
「う、嘘でしょ」
「ごめん。でも、そういうのってまずいからさ、俺、健全にオナニーして発散することにしたんだよ」

そういえば思い当たることがあった。
数日前の夜中、胸のあたりに変な感触があって、半分意識を取り戻したのだ。
脇をみると弟の顔があったので、何だ弟かと思ってまた寝てしまった。
朝起きて、変な夢を見たと思ったが、あれは、現実だったのだ。

「お姉ちゃん。怒ってる?」
「……」
どう答えていいか考えているうちに、弟は甘えた声になった。
「ね。お姉ちゃん……」
昔からの頼み事をたくらんでいるときの癖だ。
また触りたいというのだろう。
私も、いい子の優等生というわけじゃないけど、弟はタイプじゃない。
弟が、Mさんくらいのルックスだったら、いくらでも触らせてあげるのだが。
二度と弟が忍び込んできたりしないようにはっきり話をつけるしかない。
私は顔を見て話をするためベッドから出てカーテンに手をかけた。
「ねえ。カーテンあけるよ」
弟のところは私のところよりうっすらと明るい。
曇りガラスの窓の外から、街路の水銀灯の光が入ってきていた。
弟はベッド毛布を肩まですっぽりかけてこちらを見ていた。
その顔から私の知っている子供っぽさは消えていた。

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